「じねんじょ庵」 青葉台は蕎麦屋界のニューウェーブ店
こんにちは。おいしいもの探し隊、隊員の友介です。
今回は神奈川県青葉台に3月1日にグランドオープン予定の、蕎麦と野菜巻き串「じねんじょ庵」のオープニングレセプションにお邪魔しました。
そこには蕎麦屋とは思えないような空間と料理が待っていました。
じねんじょ庵はブラックとウッドを基調とした明るい店内
蕎麦屋というと”狭い”、”相席”のイメージがありますが、「じねんじょ庵」には、
そのイメージを払拭するかのような空間が広がっていました。
店内には席が76席、またペットと一緒に食事が楽しめるテラス席のほか、
親子三代でも楽しく食事ができる大テーブルがありました。
また、ブラックとウッドを基調としたシックで落ち着いた空間になっており、
さまざまなニーズに答えられるようになっていました。
「じねんじょ庵」の三大名物
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じねんじょ庵の自然薯の”生とろ”
一般的なとろろは、出汁などで割って独特の”のび”を出すそうですが、
じねんじょ庵のとろろは、自然薯の中でも最も粘りの強い優良系統「純薯」のみを
使用して皮ごと摩り下ろした、自然薯100%のとろろとなっているそうです。
そして、じねんじょ庵の”生とろ”ですが、持ち上げてみるととても重いんです。おもちぐらい。
そしてなかなか切れず、弾力がすごくてとても衝撃的でした。
1口目はそのまま、2口目以降は塩とわさびをつけていただきました。
舌触りはとても滑らかで、噛み切れないくらい粘りが強かったです。
新しい自然薯の可能性を発見することができました。
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じねんじょ庵の野菜巻き串
左からしそ、万能ねぎ、プチトマトです。
蕎麦屋さんでまさか串焼きがでてくるとは思いませんでした。
私は特にしそが好みでした。風味が口に一気に広がりますが、
しつこく残るわけでもなくとてもサッパリしていておいしかったです。
”なぜ蕎麦屋には蕎麦しかないのだろう”という疑問から生まれ、
蕎麦以外も楽しめるように生まれた「野菜巻き串」は、食べ応えがありながら、
豚肉よりも野菜が主役のため、カロリーを気にする女性の方でも安心して
いただけるそうです。またお酒との相性も抜群だそうです。
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じねんじょ庵の囲み蕎麦
計11種類あるつけ汁の中から、1種類を選んで注文できる「囲み蕎麦」。
「蕎麦をすする音ではなく、会話を響かせたい」という店主の考えから
生まれた、店主一押しのメニューで2名様から注文できます。
いろいろなお料理をご用意していただきました。
今回は、一人で行ったので、囲み蕎麦を食べることが出来ませんでした。
じねんじょ庵に、今度行ったら、このお蕎麦を食べてご紹介しようと思います。
今回頂いたのは、1人前の”焙煎 クルミだれそば”。
このクルミだれが1番人気みたいです。
店主さんいわく、蕎麦本来の味を楽しむために、
つけ汁はお刺身に醤油をつけるイメージと一緒で、
ちょっとつけるだけでいいそうです。
教えて頂いた通りに食べるとちょうどいいんです。
うまく表現する言葉が見つからないのですがちょうどいい。
そして何よりもコシが強かったです。
そのコシを作る工程を見学させていただきました。
じねんじょ庵の店主のこだわり「蕎麦工房」
じねんじょ庵の外からも内からも見れる位置にその工房はありました。
手打ち蕎麦のほうがこだわりがあると思っていましたが、
より深いこだわりによって、機械で作られていました。
蕎麦のコシは生地をプレスすることで生まれるのですが、
この作業は人間が手で打つには限界があるそうです。
そのため、じねんじょ庵の店主は機械でプレスすることによって、
独自の強いコシを生み出しているそうです。
その後は生地を均等に伸ばし、カットするまで全て機械で行います。
手打ち蕎麦は職人技なので作れる人が限られてしまいますが、
この機械を使えば誰でも力いらずで作れるそうです。
「じねんじょ庵」まとめ
「じねんじょ庵」は蕎麦屋の持つ”さびしい”イメージを
”楽しい”に変換するお店でした。
店内で毎日作られる蕎麦と自然薯料理や野菜巻き串など、
個性豊かなメニューと心地いい空間が広がるお店。
そんな”新しい蕎麦屋のカタチ”を体験できました。
【店舗情報】
蕎麦と野菜巻き串 じねんじょ庵
住所 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-10-13 1F
最寄り駅 青葉台
TEL 045-507-8753
営業時間 昼 11:00~15:00(14:00 L.O)
夜 17:00~23:00(月~木・日・祝)(22:00 L.O)
17:00~24:00(金・土・祝前日)(23:00 L.O)
2018年9月23日、テレビ朝日で放送された徳光和夫さんと田中律子さんのバス旅で「じねんじょ庵」が紹介されました。