SORANO HOTEL(ソラノホテル)が2020年5月東京都立川市にオープン
おいしいもの探し隊!ライターの実践料理研究家 岩木みさきです。
2020年5月東京都立川市にSORANO HOTEL(ソラノホテル)がオープンするということで、
最新情報が伺えるメディア懇親会に行って来ました。
今回の会場は東京都港区南青山にあるAQUA PAZZA(アクアパッツア)。
オーナーの日高良実氏とSORANO HOTEL(ソラノホテル)の総支配人の深田浩平氏、
フレンチシェフ竹田光良氏が古くからお付き合いがあり、今回のメディア懇親会会場になったそうです。
SORANO HOTEL(ソラノホテル)とは
▲色々と説明をしてくださったマネージャー鶴岡良祐氏
現在、東京都立川市は大型開発プロジェクト立飛(たちひ)みどり地区プロジェクトが進行中。
住みたい街ランキングでも2018年度22位から2019年度18位と人気が出てきている注目のエリアです。
JR立川駅北口より徒歩8分の立地に商業施設、オフィス、ホテル、2500席を誇るホールなどからなる
街区名「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」の大規模複合開発が行なわれています。
SORANO HOTELは(株)立飛ホスピタリティマネジメントが経営。
ホテルオーナーである立飛ホールディングスが創業当初飛行機を製造していたこと、
東京にありながら清々しい空を感じる開放的な心地よさを表現し「ソラノホテル」の名が付きました。
「SORANO HOTEL」のO字を太陽に見立て、日の出と日の入りを表現しているそうです。
心もからだにも健やかであること = Well-being をコンセプトにしています。
地上11階、地下1階、全81室バルコニー付きで緑豊かな昭和記念公園を眺めることが出来、
最低でも1部屋52m²以上、扉は移動式を取り入れゆったりとした空間で設計されています。
施設には、独自に掘った温泉水を使用した直線約60mもあるインフィニティ・プールやジャクジーやサウナ付きの温浴施設、
パーソナルプログラムを取り入れたジム、スタイリッシュなバー、リラックス・スペースなどが出来るそう。
インテリア・デザイナーはドルチェ・ガッバーナやモンクレールなど
海外プレスティージブランドの店舗デザインを多く手掛けるフランス出身のグエナエル・ニコラ氏。
SORANOHOTELではサービス料フリー、複数名での利用時にエクストラチャージの無料化、
エコロジーファーストで歯ブラシなどの使い捨てアイテム削減のためお客様にご持参いただくスタイル、
SDGsに積極的に取り組む企業とのパートナー連携を重視し、フェアトレードコットンを使用したタオルを置くなど
時代の要望に応えていく方針を取り入れていく方針です。
SORANO HOTEL(ソラノホテル)こだわりのレストラン
SORANO HOTEL(ソラノホテル)施設内に1店舗のレストランは、ホテル全スタッフのこだわりが詰まった空間。
ワインセラーの他にセラールームと呼ぶ野菜と魚のディスプレイを2ヶ所設け、生産者や素材の品質が一目でわかるような工夫を。
室内40席以外にも屋外テラス、シェフズ・ルームという名称で特別対応のプライベートルームも計画中とのこと。
立川市は山梨県や長野県へと続く道があり、まさに“ゲートウェイ”となる場所に位置しています。
調理に直接携わるシェフ達だけでなく、ホテル全スタッフが食材産地を出来る限り訪問し、
実際に生産者と言葉を交わし、田植えなどの作業積極的に体験しているそう。
地産地消をさらに前進させた “適地適作=適切な場所から適切な食材を調達する” 考えのもと、
和食とフレンチを融合させた創作料理が展開される予定です。
メディア懇親会で提供された、レストラン提供イメージ料理
*ウェルカムドリンクとして提供された「ジントニック」
日本古来の国産クロモジを主に18種の厳選されたボタニカルを使用したジン「香の森(かのもり)」を使用。
※養命酒製造が展開する森のクラフトジン
*お料理:「GATEWAY」
*ペアリング:佐久の花酒造「佐久の花 純米大吟醸 正木米」/日本・長野県
“那須で育った鰻と那須の坊ちゃんかぼちゃの酢の物”
1人1個の坊ちゃんかぼちゃが贅沢。
“古川さんが育てた柔豚のリエット 無花果(いちじく)のコンフィチュール 最中仕立て”
リエットと無花果と合わせてあるのは、なんと福神漬け。
色味も加わり、シャキシャキした食感がアクセントになっていました。
“伊藤さんが雛から飼育する純国産鶏「もみじ」の卵を使ったロワイヤル”
ロワイヤルとはフランス料理で、洋風茶碗蒸し。卵豆腐のように固めたお料理です。
また、「王の」や「豪華な」などの意味も持ちます。
上にのっている黒い粒々は、ブラックオリーブを刻み醤油とマリネしてから乾燥させたもの。
ギュッと凝縮した旨味と国産鶏の濃い贅沢な味わいが、まさにロワイヤルの名にぴったり。
“神津島直送 調布飛行場から届くハガツオの藁燻製炙り”
“立川産里芋の衣被 自家製味噌とチーズ王国の厳選クリームチーズ”
“東京ブランド鶏「東京しゃも」と松茸の松風 コニャックの香り”
コニャックとはフランスコニャック地方で製造されている高級ブランデーですが、
こちらはそのまま加えて使用しているとのこと。
独特のコニャックの香りがしっかり香っていて、とても印象に残った1品でした。
“おばあちゃんの手作り梅肉とバジルを効かせた鮎のコンフィ 葛の葉の香り”
*お料理:「DAICHINO Salada」
様々な調理法で仕上げた大地の恵み野菜 海の恵みのジュレ
*ペアリング:アストリア「プロセッコ ミレジマート」/イタリア
色とりどりの野菜は生、蒸し、焼きと様々な調理方法がほどこされ、
合わせたジュレは、真昆布、干し貝柱、かつお節、自家製穀醤、塩を使用。
素材の旨味がしっかり抽出されており、ひとくちごとに幸せを感じさせてくれます。
土台には炭を合わせたマッシュポテト。
*お料理:「X」
竹内牧場の黒毛和種「秋川牛」・SORANOオリジナル米の焼きおにぎり・松茸の餡地 ルッコラのアクセント
*ペアリング:勝沼酒造「アルガーノモンテ」/日本・山梨県
松茸が贅沢に使われており、サーロインはとても柔らかかったです。
お肉の下にあったきすいなすが松茸の旨味を吸って、焼き玄米の香ばしさも加わり、
お肉料理のメインではあるものの、とても優しい味わいの一皿でした。
*デザート:「324days」
5種のソルベと東京銘菓おこしのクローンヌ仕立て
*ペアリング:グリーンルイボスブレンドティー
そしてとても可愛い見た目のデザート。
クーロンヌとは王冠の意味。
オリンピックをイメージした5食のソルベとリング状のおこし。
他にも、ノンアルコール希望の方にはお茶のペアリングのご用意がありました。
・ノンアルコールジントニック
・二種類の無農薬のバラをキーボタニカルに使用した蒸留ウォーターとトニックウォーター
・高級紅茶 金駿眉と秋摘みダージリンブレンド
・宇治のやぶきた茶 コブミカンの香り
・人参烏龍茶と東京紅茶ブレンド
こういった“あったら嬉しい”対応が、SORANO HOTEL(ソラノホテル)には用意されています。
オープン後はコースだけでなく、アラカルト中心の展開を予定しているとのこと。
和とフレンチのシェフが織りなす料理がとても楽しみです。
新宿駅から30分程の立川駅、
来春は都心のすぐそばのリゾート「SORANO HOTEL」へ、ショートトリップしに行ってみませんか?
▶最新情報はこちらからどうぞ https://soranohotel.com/